【もう残業しない】看護師のノー残業実践方法

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看護師の仕事は好きだけど毎日残業で疲れる

とにかく忙しい

みんな残業してるし残業なんて当たり前

残業は嫌だけど、この職場は好きだから転職したくない

あれ?みんな帰ってるのにまた私だけ残業してる…

こんなお悩みありませんか?

残業が嫌なら定時で上がれる職場に移動すれば解決なのでは?

確かに転職も一つの解決策となるでしょう。

しかし、残業以外の大きな不満がない人も多いのではないでしょうか?

残業は辛いけど…人間関係が良い、休み希望が通りやすい、給料やボーナスは満足している…などなど。

今の職場で、転職せずに残業が少なくなる方法があれば試してみたくありませんか?

私が実際に定時で帰れるようになった方法です。

まずは自己分析

自分の仕事で時間がかかっているところを書き出す

自分が残業するパターンや原因は必ずあります。

まずは自分がいつも何に時間を取られているのか原因を知ることが大事です。

それを一度すべて書き出してみましょう。

私の例でいうと
・知識不足で調べている時間

・スタッフに相談や手伝ってほしい時、誰に聞こうかな、みんな忙しそうと人を探す時間

・患者さんが明らかな世間話を始めた時に自分から話を終わらせることができなくて何十分も聞いてしまう

・必要物品を何度も取りに戻る時間

・申し送りや報告でダラダラ話している

実際はもっとありましたが…こんな感じで書き出します。

自分では気づいてないこともたくさんあると思います。仕事の早い先輩に相談してみるのも良いでしょう。

書き出した原因に対しての解決策を考える

・知識不足なのであれば日頃の学習強化をする。電子辞書を持ち歩く。自分のメモを見やすくする。夜勤などで少し時間があるときには手順やマニュアルを復習しておく。

・人を探すのに時間がかかるのであれば、明らかに忙しい人を避け、誰でもいいから声をかける。
助け合いはお互い様という気持ちを持つと声をかけやすい

・自分から話を終わらせることが『できない』のではなく『やる』。必要なコミュニケーションかそうでないのかを見極めるのも大事。

・何度も物品を忘れるのであれば事前準備をしっかりする。

・ストーリー仕立てではなく、事実を完結に報告する。

などです。

もちろん、早く終わるからといって患者さんのケアや必要なことの手抜きや時間短縮はNGです。手早く、きれいに正確にできるように練習することは大切ですけどね。

実践と修正

解決策を実践してみると『あ、これだと早いかも』とか『これじゃそこまで変わらないかも』と自分なりに見えてくるものがあると思います。

実践して、だめなところは少しずつ修正しながら方法を変えていくと一番自分にベストな方法がみつかります。

計画を立てる

自分の残業原因がわかったところで、次は業務の仕方について説明します。

その日1日の計画を立てる

『行動計画』看護学生の時に毎日書かされましたよね…。

おおざっぱなもので大丈夫なのでその日1日の行動計画を考えます。

優先順位を考えて、午前に絶対終わらせるもの、午後でもいいもの、これは〇時!などです。

自分がその処置にだいたいどれくらい時間がかかるのかも把握しておきましょう。

しかし、計画を立てても必ず想定外のことは起こります。ナースコールも鳴ります。

自分の仕事は業務時間の8~9割で終わるように調整しましょう。

そうは言っても、やらないといけないことがたくさんありすぎるんだから無理だよ!!という声も聞こえてきそうです。実際私もそう思ってました。

でももし、想定外に起こることが先にわかっていたらどうでしょうか。

夕方に即入が来て担当になったのか、もともと夕方に入院がくることがわかっていて担当になるのか、心境もだいぶ違いますよね。

先にわかってたら、先にこの処置終わらせておいたのに!!!なんてことありませんか?

人はもともと予定があればそれに合わせて動こうとするんです。

業務時間の1~2割は架空の予定をいれておくのがコツです。

応援を頼む

どうしてもやっぱり忙しい日、キャパオーバーな時はあります。

そういったときは応援を頼む、早めにリーダーに業務調整をお願いすることも大切です。

みんな忙しそうなのに自分だけ…と遠慮して言えないことたくさんありました。なんでもかんでも毎回はよくないですが、これはもう厳しいと思ったときは早めにヘルプを出しましょう!

人を頼ることは悪いことではありません。チームで看護をしている以上助け合いは必要不可欠なのです。

助け合いなので、自分の業務に余裕があるときは『何かお手伝いできることはありませんか?』と普段から積極的に声掛けすることも大切です。

片付けしながら業務する

私の経験上、これできない人は高い確率で仕事が遅いです。

私もそうでした。新人のころはよく先輩から片付けなさいよと言われたものです。

なぜなら片付けできていない人は自分の頭の中も整理できていない状況だからです。

ゴミ屋敷を片付けてくださいと言われたらみなさんどこから手をつけて良いのかわからなくなりませんか?

それと非常に似ていると思います。

ぐちゃぐちゃのワゴンを夕方に片付けたときに昼与薬しないといけなかった薬が出てきたり…なんてことも。

看護師は忙しいのでワゴンも荒れることもあるでしょう。

理想の片付け頻度は、午前の部屋回りが終わって詰め所に戻った時、昼休憩前、午後の部屋回りが終わった時、退勤前です。

忙しいときは、最低でも昼休憩前に一度と記録作業に差し掛かる前にはワゴンと自分のPC周囲の片付けをして下さい。

帰りづらいをどうにかする

自分だけ仕事終わったけど、え、めちゃくちゃ帰りづらいんですけどー…

こんな風に思った経験ありませんか?

わたしも先輩たちに気を遣って、自分も少し仕事してるフリしてから帰ろう…こんな経験は何度もありました。

本当に自分の仕事が終わったのか見直す

『あの人定時に帰ってるけど毎回仕事やり残してるよね』こう言われてしまっては職場にも居づらいです。

私たちが目指している『残業しないで定時に帰る』ことは仕事を残して帰ることではありません。

人間たまには忘れて帰ってしまうこともあります。それはもうお互い様です。でも頻度が多いとただのだらしない人認定されてしまいます。

仕事が終わったと思ったら何度も見直しをしましょう。

自分の仕事が終わったら他のスタッフの仕事の手伝いに回る

業務終了の前だけではなく、自分の手の空いた時に常に全スタッフに手伝えることはないか声をかけるようにしましょう。

普段一生懸命仕事して、手伝ってくれているスタッフが先に帰るのなら悪い気はしませんよね?

本当に困っている人がいるときは手伝って残業することも必要

ノー残業を目指してはいますが、本当に病棟全体が忙しかったり、本当に仕事が終わらなくて困っているスタッフがいたら気持ちよく残業を選びましょう。

ここまで色々な改善策を努力してきたあなたは、『自分の仕事が遅くて残業』ということは減っているはずです。

あとは帰る勇気

みんなに手伝うことがないと言われたら潔く帰りましょう!

それでもなんか悪口言われていないか心配…?一生懸命努力して、それで陰口を言われるならあとはもう割り切るか、職場を変えることをおすすめします。

これを参考にみなさんの残業が減ったら嬉しいです。

一緒にノー残業ライフを送りましょう!

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